陰陽について


 陰陽という言葉は、ご存知の方が多いと思われますが、陰陽がどのような意味があるのか、わからない方は多いと思われます。私達が住む世界での、陰陽を例を上げてみましょう。

 ◎男を陽とすれば、女性は陰と呼べます。 陰とは悪いイメージがありますが、この場合は、行動力があり、力強いイメージがある、男性を象徴として陽とし、穏やかで、母性愛の強いイメージがある、女性を象徴として陰としています。

 ◎私達の心にも影響する天気、晴れた天気、高気圧を陽とすれば、雨の多い、低気圧は陰と呼べます。

 ◎易の文字にもなっています、昼間(日)を陽とすれば、夜(月)は陰と言えるでしょう。

 ◎車を運転するにも、陰と陽が必要です。アクセルを陽とすれば、ブレーキは陰と言えます。

  人と人との出会い、心の病、事故なども、陰陽の力によるものです。磁石で言えばプラスとマイナスと言えるでしょうか、事故や、病気などは、陰と陽とのバランスが崩れる結果です、車の運転の場合、アクセルの陽が強いと事故を起こしかねません。食べたいという欲求(陽)が強いと、糖尿病になりかねませし、逆に、食べたくないという(陰)の欲求が強いと、拒食症に陥るでしょう。

 易の世界では、最も大事にするのが、陰と陽とのバランスです。陰に方よりすぎても、陽に方よりすぎても、バランスの崩壊の危険性がある事を易が示してくれるのです。